EXA-System


クラウドコンピューティング活用による
「低コスト国際物流システムセミナー」

7月26日(火)、北九州国際会議場 31会議室において、『低コスト国際物流システムセミナー』を開催しました。

 基調講演で、杉浦亘<IT業務改善相談所 所長(大阪市)>から「日本のIT実態とこれからの姿-なぜSaaSやクラウドが叫ばれるのか?」と題して、 これまでのIT普及の歴史を利用者の立場から振返り、コスト削減に向けて同業者間での共同作業の取り組みや、 IT担当者の高齢化等を背景として、クラウド・コンピューティングの利用に踏み出そうとしている他業界の事例を紹介しながら、 各種業界の水平統合による協働・共有の時代がきたとの認識が示された。
 続いて、中尾達朗<味の素物流 国際事業部通関物流グループ課長>が、「味の素が推進する国際物流システムの紹介」と題して、 7年前に当時の(社)港湾物流情報システム協会が運営していた現在のクラウド・コンピューティングの魁となる海貨事業者向けeForwarderASPサービス導入の背景と、 その後のAEO(認定事業者)認定に至る、eForwarder利用拡大の経過を振り返り、東北大震災の被災経験も交え、大規模災害からのデータ保護、維持管理不要、低コスト、 業務の定型化(標準化)等の利点、効果を具体的に紹介した。
 最後にeForwarderの開発責任者でもある杣田(そまだ)<エクサス 取締役>が、eForwarderの特徴的な内部統制機能や経営者向け機能を中心に分かり易く紹介した。

 セミナーでは、同時にNVOCC向けサービス「Web-NVOCC SaaSサービス」と船社・代理店向けのサービス「Web-Shipping SaaSサービス」の実演や、 新規サービスとして運用開始を予定している「NACCSゲートウェイ・サービス」の初めての紹介があり、参加者の注目を浴びた。



Sugiura
IT業務改善相談所 杉浦氏
Nakao
味の素物流株式会社 中尾氏
Somada
株式会社エクサス 杣田氏
Semminer
セミナーの様子


 次回セミナー開催の際は、ぜひご参加ください!!! 



Copyright(c)2011Exa-System All rights reserved.